豆乳の種類

一口に豆乳といっても、一般に市販されているものには、成分無調整豆乳、調整豆乳、豆乳飲料の3つの種類があります。

それぞれ、豆乳の成分によってダイエットの効果や、飲みやすさが違いますので、上手に使い分けるとよいでしょう。
では、３種類の豆乳には、どんな違いがあるのでしょうか？

成分無調整豆乳

この豆乳は、大豆と水以外は使っていない豆乳で、添加物も含まれておらず、豆乳（大豆）本来の味がします。

豆乳本来というと、ご想像のように、ちょっと臭みがあり豆乳の味わいが苦手な人には、かなり飲みづらいかもしれません。

しかし、大豆の大部分の成分が入っているので、ダイエットによいとされる、大豆サポニンや大豆ペプチドといった栄養分を、たくさん含んでいます。そのため、ダイエット効果が一番高いと、いわれています。

通常はダイエット飲料というより、料理に使ったり豆腐を作ったりするときに、使うことが多いようです。

ちなみに、成分無調整豆乳は、JAS（日本農林規格）で、水分を除いた大豆の成分（大豆固形分）が、8％以上の豆乳のことです。

調整豆乳は、飲みやすくするために、カルシウムや砂糖を加えてあります。含まれる成分も、成分無調整豆乳と大きく変わらないため、ダイエットとして調整豆乳を利用している人が多くなっています。

多少、豆乳臭さはありますが、あまり抵抗なく飲める人は、調整豆乳からダイエットを始めるとよいでしょう。

調整豆乳は、JAS（日本農林規格）で、大豆固形分が6％以上の豆乳のことで、成分無調整豆乳より大豆成分が、少ない豆乳のことです。

豆乳飲料は、一般の人にもなじみのある飲み物で、調整豆乳に野菜、コーヒー、フルーツなどを混ぜ、風味やおいしさを付け加えたものです。

３種類の中では一番、豆乳臭さがなく、とても飲みやすくなっています。（コンビニでも、豆乳飲料はよく売られています。）

豆乳の使用量は一番少なく、成分無調整豆乳の半分以下しか豆乳が使われていません。
豆乳がかなり苦手という人は、最初は飲みやすい豆乳飲料で、豆乳ダイエットを始めるのがよいでしょう。

豆乳飲料はJAS（日本農林規格）で、大豆固形分が4％以上で果汁が入っていないものと、大豆固形分が2％以上で、果汁が入っているものがあります。

ダイエット効果を期待するなら、成分無調整豆乳が一番よいのですが、無理せず続けるためには、自分が一番飲みやすい豆乳を選びましょう。豆乳ダイエットは、長く飲み続けることで、ダイエット効果が高くなる方法ですので。