豆乳を使った、いろいろなダイエットをやさしく解説しています♪

豆乳ダイエットJP>大豆サポニンとは

大豆サポニンとは

豆乳ダイエットにおいて、大切な働きをする栄養分の1つに、大豆サポニンがあります。

大豆サポニンとは、大豆や小豆に含まれる苦味や渋み成分のことで、大豆、小豆をゆでたときにでてくる、アクの中に多く含まれています。

豆腐を作るときに、大豆サポニンが含まれていると、豆腐のうまみが落ちてしまうため、必ず取り除かれていました。

しかし、最近ではダイエットをはじめ、いくつかの有効な働きが発見され、注目されています。

大豆サポニンを多く含む食材には、大豆、豆乳、油揚げ、ゆば、納豆、おから、がんもどきなどがあります。豆乳ダイエットでは、飲み物で豆乳を摂る以外に、このような食材で食事を作ると、ダイエット効果が期待できます。

ダイエット効果

ダイエット効果の1つ目は、脂肪消化酵素を助けて、腸からの脂肪吸収を減らす効果があります。脂肪消化酵素は、すい臓から分泌され、余分な脂肪を消化分解して、排出します。

ダイエット効果の2つ目は、腸の内壁を整えて、同じように余分な脂肪や糖質の吸収を、セーブする効果があります。

通常、胃で消化、分解された食べ物は腸を通るときに、栄養分が吸収され、それをエネルギーに変えたり、身体を作る原料にします。

しかし、食べ過ぎや運動不足で太ってくると、腸の内壁にある絨毛(じゅうもう)という器官も太くなってきます。

これだけならよいのですが、絨毛(じゅうもう)が太くなることによって、身体に不必要な脂肪や糖質を吸収しやすくなるため、太りやすい体質になってしまうのです。

しかし、豆乳などに含まれる大豆サポニンを摂ることによって、絨毛(じゅうもう)が元の正常な状態に戻ることが、確かめられています。

つまり、大豆サポニンを含む大豆製品を継続して摂っていると、消化酵素を助け、腸の状態を整えるため、効果的なダイエットができるわけです。

サポニンのその他の効果

大豆サポニンは、ダイエット効果以外にも、血管のコレステロールを排除して、血栓症や動脈硬化の予防にも、有効といわれています。

また、活性酸素を取り除く抗酸化作用があり、老化防止や免疫力向上にも役立つ栄養素です。

活性酸素というのは、酸素を取り入れて活動する全ての動物で、発生する物質で、強い消毒作用がある反面、その副作用として身体の細胞を、傷つけてしまう作用があります。

私達の身の回りでは、喫煙、過度の運動による過労、ストレスなどによって、多くの活性酸素が身体の中で、作られることが知られています。




次ページ →大豆レシチンとは